こんにちは、さいそん(@saison_program)です。
この記事では、SEO対策として有効な「メタディスクリプション」の書き方について詳しく解説をしています。
SEO対策としてメタディスクリプションを設定したいです!
SEOで有利になるメタディスクリプションの書き方を教えてください。
このような疑問や悩みに答えていきます!
- メタディスクリプションを設定する目的
- メタディスクリプションの書き方
- メタディスクリプションの設定方法
執筆者情報
意外と誰も設定していないブログ記事の「メタディスクリプション」について詳しく解説をしていきます。
メタディスクリプションとは、検索結果の記事タイトルの下に表示される「記事の説明文」のことです。
本記事を最後まで読んで頂ければ、SEO対策で有利になるメタディスクリプションの書き方や設定方法について理解をすることができますので参考にしてみてくださいね。
ではさっそく内容に入っていきます!
メタディスクリプションを設定する目的
メタディスクリプションを設定する目的は以下の通りです↓
- ブログ記事の内容を簡潔に説明する
- 読者からのクリック率をアップさせる
- 検索エンジンに記事の内容を伝える
それぞれ詳しく解説をしていきます。
1.ブログ記事の内容を簡潔に説明する
メタディスクリプションとは、記事の内容を簡潔にユーザーに伝える目的で表示される文章のことです。
また、ユーザーが検索したキーワードがメタディスクリプションに含まれている場合はそのキーワードが太字でメタディスクリプションで表示されます。
ちなみに上図のメタディスクリプションはGoogleが記事内部から適切なテキストを自動で表示させているものとなっています。
このように任意で設定したメタディスクリプションが採用されずにGoogleの判断で記事内部から抜粋される場合もあります。
メタディスクリプションは検索キーワードに合わせて適切に表示をするものですので、適切な文章で記事の内容を簡潔にまとめる必要がありますね。
2.読者からのクリック率をアップさせる
メタディスクリプションを適切な文章に設定することで期待する効果は、「クリック率(CTR)」のアップです。
検索結果に出てきたページの中でユーザーがどの記事を読もうか判断する要素は3つあります。
- 検索順位
- タイトル
- メタディスクリプション
以上の3つの要素から判断してユーザーがページを実際にクリックするかどうかが決まります。
タイトルの付け方はもちろん、記事の内容がひと目でわかるメタディスクリプションのクリック率への影響は大きいのです。
3.検索エンジンに記事の内容を伝える
メタディスクリプションにはユーザーにとって記事の内容を分かりやすく伝える役割だけではなく、検索エンジンにも内容を伝える手段となります。
メタディスクリプションは直接的にSEO効果を発揮するものではありませんが、設定しておくことでユーザーと検索エンジンの双方に間接的な影響を与えます。
メタディスクリプションを適切に設定しておくことで、一定のSEO効果を期待することができます。
以上がメタディスクリプションを設定する目的の解説でした。
効果的なメタディスクリプションの書き方7つ
効果的なメタディスクリプションの書き方は以下の通りです↓
- キーワードを適度に含める
- キーワードは極力先頭に書く
- 記事の内容を要約する
- 120字程度でまとめる
- 記事を読むメリットを書く
- モバイル版での見え方を意識
- ページごとに固有の設定しておく
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.キーワードを適度に含める
メタディスクリプションを書くときにはその記事の狙っているキーワードを必ず含めるようにしましょう。
理由としては、下図のようにメタディスクリプションに検索キーワードが含まれていると太字で表示されるのでユーザーが「関連性が強い記事だな」と認識することができます。
ユーザーの探している情報について関連性があると認識されることでクリック率も自然と上昇していきますよ。
しかし、ここで注意をするべきなのが「キーワードの入れ過ぎ」です。
キーワードを無理やり詰め込みすぎると不自然なメタディスクリプションとなりユーザービリティの低下に繋がる恐れがあるので気を付けるようにしましょう。
2022年5月10日現在では、スマートフォンの表示の場合は太字でキーワードが表示されないようになっています。
2.キーワードは先頭に書く
メタディスクリプションを書くときにはキーワードをなるべく先頭に書くようにしましょう。
ブログのタイトルを付ける時と同様ですが、先頭にキーワードを持ってくることによってより目立たせることができます。
ユーザーが思わずクリックしたくなるようなメタディスクリプションを考案することがポイントですね。
3.記事の内容を要約する
メタディスクリプションの基本的な書き方は「記事の内容の要約」です。
- 記事内容のテーマ
- 解決できる悩みやわかること
ユーザーが記事を検索してパッと内容を理解することができる簡潔な文章だとSEO効果を高めることができます。
4.120字程度にまとめる
メタディスクリプションは表示される字数に限界があります。基本的には120字程度に収めておくとGoodです。
ユーザーが使用しているデバイスによって表示される字数が下記のように変化します。(目安)
- パソコン:約120字
- スマートフォン:約60字
特に、現在ではスマートフォンで検索される可能性が高いので最初の50字〜60字にアピールをしたい内容を含めておくとより理想的なメタディスクリプションとなります。
5.記事を読むメリットを書く
メタディスクリプションには必ず記事を読むことによるメリットを提示するようにしましょう。
ページ内容の要約に加えて、ユーザーがそのページを閲覧することでどのようなメリットを享受することができるのかを明確にすることでクリック率は上昇します。
メリットを上手に伝えてクリックを促すためにはライティングの知識を学んでおくと良いものを書くことができますので下記の書籍を参考にしてみてくださいね。
6.モバイル版での見え方を意識
先ほども解説した通り、スマートフォンで検索された時のことを考えてメタディスクリプションを構成しましょう。
スマートフォンで表示される文字数はおよそ50字〜60字となっていますので簡潔に記事内容とメリットを伝えることが大切になってきます。
短い文章で的確に記事内容を伝え切ることでよりユーザーがクリックをしてくれるようになります。
7.ページごとに固有の設定をしておく
メタディスクリプションは使い回しをせずにそれぞれのページに独自のテキストを設定するようにしましょう。
他のページと同じメタディスクリプションに設定をしてしまうと、そもそものメタディスクリプションを設定する意味がなくなってしまいます。
一つ一つのメタディスクリプションを設定するのは少し面倒かもしれませんが、その一手間がブログの成長に繋がりますよ!
以上がSEO対策に効果的なメタディスクリプションの書き方の解説でした。
メタディスクリプションの設定方法
メタディスクリプションの設定方法は以下の2通りが主流です↓
- SEO対策プラグインを使用する
- HTMLで直接編集をする
それぞれ設定方法を確認していきましょう。
1.SEO対策プラグインを使用する
WordPressでブログ運営をしている場合はプラグインを使用してメタディスクリプションを設定する方法が一番簡単です。
おすすめのSEO対策プラグインはこちらです↓
- SEO SIMPLE PACK
- All In One SEO Pack
どちらかのプラグインをWordPressにインストールするだけで個別の記事編集画面でメタディスクリプションを作成することができます。
こちらの画像はSEO SIMPLE PACKを導入した場合のメタディスクリプションの設定画面です。
個別の記事編集画面の下部分でメタディスクリプションを簡単に設定することができます。
2.HTMLで直接編集をする
WordPressではなく、ブログをHTMLやCSSを使って自作している方はHTMLで編集するようにしましょう。
<meta name=”description” content=”メタディスクリプション本文”>
コードでメタディスクリプションを設定する場合には上記のコード内に本文を入れるようにすればOKです。
以上がメタディスクリプションの設定方法の解説でした。
おそらくWordPressを利用してブログ運営をしている方が多いと思いますので、SEO対策プラグインを導入してメタディスクリプションを設定する方法をおすすめします。
メタディスクリプションの確認方法
メタディスクリプションの確認方法は以下の手順で行うことができます。
Google Chromeを利用して右クリックメニューから[検証]を選択しましょう。
上図のような画面からメタディスクリプションの箇所を探して確認します。
以上がメタディスクリプションの確認方法でした。
メタディスクリプション設定における注意点
メタディスクリプションの設定における注意点は、必ずしも自分で決めたメタディスクリプションが反映されるとは限らないということです。
せっかくメタディスクリプションを設定したのに反映されない…という時もあるということですね。
これは特別なエラーなどではなく、検索エンジンの仕様の問題ですのであまり気にしなくて大丈夫です。
「全てのメタディスクリプションが反映されるわけではない」という前提のもと、メタディスクリプションが反映されない時のチェックポイントを紹介していきますね。
- メタディスクリプションが正しく設定されているか
- 記事がクロールされているか
ぞれぞれ解説していきます。
メタディスクリプションが正しく設定されているか
メタディスクリプションの反映がされていない場合は、正しく設定することができているかを確認しましょう。
ページのソースを検証することでメタディスクリプションの設定状況を把握することができます。
仮に設定ができていなければ専用のプラグインを利用してメタディスクリプションを入力してから記事の上書き保存をしておきましょう。
記事がクロールされているか
正しくメタディスクリプションが設定されていることを確認したら、サーチコンソールを利用して記事のクロール状況を確認しましょう。
記事の内容変更は、Googleがクロールをかけることで検索結果に反映されるようになります。
メタディスクリプションを設定してからGoogleからクロールされていればOKです。
まとめ:メタディスクリプションでCTRをアップさせよう
今回は、メタディスクリプションの書き方について詳しく解説をしました。
- キーワードを適度に含める
- キーワードは極力先頭に書く
- 記事の内容を要約する
- 120字程度でまとめる
- 記事を読むメリットを書く
- モバイル版での見え方を意識
- ページごとに固有の設定しておく
以上の7つを意識すれば、SEO対策に効果的なメタディスクリプションが書けますので妥協せずに取り組んでいきましょう。
ページのクリック率を上げてPVが上昇させ、SEOにも良い影響を与えるという循環を作っていくことがブログの成長を加速させていくコツですね。